本市において、新型コロナウイルスの新規感染者は、徐々に減少しつつありますが、未だ収束するような状況にはありません。
特に、重症化率の減少については、専門家によりますと、ウイルス自体は弱毒化していないが、医療関係者の皆様のご努力により検査数が増加され、発症から診断までの時間が短縮できている。そのことで医療的な介入が早期に可能となり、重症化率が下がっているというものです。したがいまして、皆様におかれましては、緊急事態宣言が発出されていた時期と変わらず、引き続きこのウイルスに対する注意が大切です。
これからの時期、高齢者の方、高齢者と日常的に接する家族の方等については、風邪等の症状が少しでもある場合は、医療機関で受診され、重症化するリスクを避けてくださるようお願いします。
また、毎年11月頃から季節性インフルエンザの流行が始まりますが、今年は季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が懸念されております。特に重症化リスクの高い高齢者(定期接種対象者(65歳以上の方等))については、指定の医療機関において、10月1日よりインフルエンザ予防接種を自己負担なく無料で受けて頂けますので、ご希望される方はお早めに接種してください。
皆様には、引き続き、3つの密(密集・密接・密閉)で唾液が飛び交う環境を避け、手洗い・うがいの徹底、マスクの着用などの感染予防対策に努めてくださいますよう、よろしくお願いします。
新型コロナウイルスに負けない大東市。
今一度、皆様とともに、力をあわせてがんばりましょう。
令和2年10月21日
大東市長 東坂 浩一